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必要なものはこれ!ジェルネイルで使う道具類一式をご紹介

いざセルフでジェルネイルをやってみよう!と思っても、ジェルネイルには必要な道具類がいくつかあります。

ほとんどは100円ショップでも揃えることができますが、最近の100円ショップはネイルコーナーがとても充実しており、どれがジェルネイルに必要なものか分かりにくいかもしれません。不必要なものまで買ってしまうことのないように、まずは本当に必要なものだけを揃えていきましょう!

オフをする時に必要なものも一緒に揃えておくと安心ですよ。

 

ジェルネイルに必要なもの

  • エタノール
  • キッチンペーパー
  • ファイル(エメリーボード、スポンジファイル)
  • ウッドスティック
  • セラミックプッシャー
  • ライト(LEDライトもしくはUVライト)
  • ベースジェル
  • カラージェル
  • トップジェル
  • ジェル用の筆
  • ダストブラシ
  • ガーゼ

 

アートのデザインによっては下記も必要

  • ストーンやホログラムなどアートに使うもの
  • ピンセット
  • パレット
  • スパチュラ
  • アート用細筆

では、ひとつひとつ詳しく見ていきましょう!

エタノール

自爪の油分をしっかり拭き取り、ジェルの持ちを良くするために使用します。

また、未硬化ジェルを拭き取る時にも使用します。

「消毒用エタノール」と「消毒用エタノールIP」の違い


ドラッグストアに行くとたくさんのエタノールがあるので迷うと思いますが、写真のように「IP」と書いてあるエタノールが価格も安くおすすめです。
「IP」とはイソプロパノールのことであり、添加物として配合されています。
イソプロパノールが添加物として含まれていることにより第二級アルコールの一種となり酒税がかからないので、第一級アルコールの一種である消毒用エタノールに比べて低価格で購入することができます。
「消毒用エタノール」も「消毒用エタノールIP」も原料や殺菌効果などは同じであり、両者とも人の肌に安心して使用できますので低価格の消毒用エタノールIPで大丈夫ですよ。

 

キッチンペーパー

エタノールで自爪の表面を消拭き取る時やジェルブラシに残ったジェルを拭き取る時、未硬化ジェルを拭き取る時などに使用します。

コットンやティッシュペーパーではなく、毛羽立たないキッチンペーパ―が適しています

使いやすいサイズにカットして使うとより経済的&使いやすいですよ。

ファイル(エメリーボード、スポンジファイル

自爪の長さと形を整える時や自爪の表面をサンディングする時、またジェルをオフする時に使用する「やすり」のことです。

ファイルは目の粗さを数字とG(グリット)で表され、数字が小さいほど目が粗く、数字が大きくなるにつれ目が細かくなります。

また、種類も大きく分けるとエメリーボード・アクリルファイル・スポンジファイル・シャイナーに分けられ、プレパレーションの時に使用するファイルはエメリーボードスポンジファイルです。

エメリーボード

自爪の長さと形を整える時に使用します。

・薄い木にやすりを貼って作られており、180~240Gのものが多い。
・薄いので皮膚の近くの爪も整えやすい。
・水洗いは不可。

 

スポンジファイル

主に自爪の表面をサンディングする時、爪先端の削りカス(バリ)を取り除く時に使用します。

・真ん中にプラスチック板が入っているスポンジ状の柔らかいファイル。
・柔らかいので爪表面のカーブに沿いながら満遍なく、滑らかにサンディングができる。
・セルフジェルのプレパレーションの場合は180Gがおすすめ。
・水洗い可能

100円ショップでは見かけたことがまだないですが、ネットで購入することは可能です。マストアイテムなので1本は揃えましょう!

 

ウッドスティック

皮膚にはみ出してしまったジェルを取り除く時に使用します。

おすすめは写真上側のタイプのように細いサイズのものが良いですよ。
はみ出たジェルを取り除きやすいサイズ感でとても使いやすいです。

 

セラミックプッシャー

ジェルネイルの下準備において大活躍するのがこのセラミックプッシャーです。
これ一本で甘皮を押し上げる作業と同時に爪と皮膚の際までサンディングをすることができます

おススメは左側の先端がオーバル型の方です。チョーク型のものよりも鋭角になっているので甘皮を押し上げやすく、皮膚に近い際までサンディングをすることができます。

※甘皮を強く押しすぎたり、荒く扱うと傷つけることがあります。使用の際はゆっくり丁寧に甘皮を押し上げるようにしましょう。

※オイルが配合されているオイルインのセラミックプッシャーもあるようですが、ジェルネイルの時には使用しないでください。ジェルネイルには油分が絶対NGです!
爪の中まで浸透してしまった油分はエタノールで拭き取っても完全に取り除くことはできず、その油分によってせっかく塗ったジェルがすぐに浮いてしまう原因になってしまいます。また、油分の量によってはジェルを弾いてしまいジェルをきれいに塗ることすらできなくなります。
どうしてもオイルインのセラミックプッシャーを使いたい場合はジェルネイルをする数日前までに済ませておきましょう。

 

ライト(LEDライトもしくはUVライト)

ジェルネイルには必ず必要なアイテムの一つ。

ジェルはマニキュアのように自然に乾かして仕上げることはできず、このライトで照射させることで固まり仕上げることができます。

近年は照射時間が短くて電球も長持ちするLEDライトのほうが多いですが、ジェルによってはUVライトでないと固まらないものもあります。ご自身が使用するジェルが対応するライトを確認し、ジェルに記載されている照射時間も確認するようにしましょう。

1本ずつ照射させるハンディタイプのライトや数本を同時に照射できる卓上タイプのライトなど、様々な形状のライトがありますが迷った時は数本を一気に照射できる卓上タイプのライトがおすすめです。セルフジェルに慣れるまでは1本ずつジェルを塗ってライトで固めていくと思いますが、慣れてくると数本ずつ一気にジェルを塗って同時に固めていく方が時短にもなり早いです!卓上タイプでも小さめサイズのライトも多く、収納場所にも困らないのでいいですよ!

 

ベースジェル

自爪との定着力を高めてくれるジェルです。ジェルネイルをする際は必ずこのベースジェルを一番最初に塗ります

ベースジェルがきれいに塗れていないと次に塗るカラージェルもきれいに仕上げることができません。表面全体が凹凸なくつるんと仕上がる量が適量です。

カラージェル

色のついたジェルのことで、マニキュアのようにパールが入っているものやラメ入りのものなどたくさんの種類があります。

基本的には2度塗りしますが1度塗りや3度塗りすることでも発色が変わります。デザインやお好みで塗る回数を調整できます。
また、絵の具のようにカラージェル同士を混ぜ合わせて新しい色を作ることも可能です。

 

トップジェル

マニキュアのトップコートのように一番最後に塗る仕上げのジェルです。
とてもツヤがあり、美しく仕上げる為には欠かせません。塗る量が少なすぎるときれいに仕上がりませんので、表面がつるんと仕上がる量を塗ってください。

未硬化ジェルの拭き取りが必要なタイプと、拭き取りのいらないノンワイプタイプに分かれます。

おすすめは拭き取りのいらないノンワイプタイプ。抜群のツヤをもたらせてくれます。
ですがライトで照射の時に熱くなりやすい(硬化熱)ので気をつけてください。
※熱くなりだすと一気に熱くなるのですぐにライトから手を離し、熱さが治まってから再びライトに入れるようにしましょう!

 

ジェル用の筆

マニキュアのようにボトルタイプのジェルはそのままボトルのハケで塗ることができますが、ジャータイプのジェルを塗る時や、混ぜ合わせたカラージェルを塗る時はジェル用の筆(ジェルブラシ)が必要になります。

また、ボトルについているハケだと際まで塗りにくかったり、ジェルの量を調整しにくくて苦手…という方はジェルブラシに替えて塗ると塗りやすいので一本は持っておくと便利なアイテムです。

先端のハケの形状がスクエア型やラウンド型などあるのでお好みで選んだり、用途によって使い分けるといいですよ。
ラウンド型→筆先に角がなく丸い形状な為、甘皮の丸いカーブに合わせてを塗るのが苦手な方に。
スクエア型→先端が四角い形状なのでパール系のカラージェルも根元からムラなく塗ることができます。際の部分も塗りやすい。
(100円ショップのネイルブラシでもクオリティは十分でしたので、ラウンド型とスクエア型の両方を購入して試してみるのもいいと思います。)

 

ダストブラシ

自爪の長さを整えたり爪表面をサンディングしたり、プレパレーション時にはダストがたくさん出ます。
下準備が終わったらダストブラシでしっかりダストを取り除きましょう。

100円ショップのメイクコーナーで売られている大きめのフェイスブラシでも代用OK!

 

ガーゼ

甘皮周辺に張りついているルーススキンを取り除く時に使用します。

洗って繰り返し使えるガーゼや使い捨ての不織布タイプのガーゼがありますが、使い捨てできる不織布タイプが便利でおすすめです。

親指に巻き付けて使用するので大きい場合はカットして使ってください。
100円ショップの衛生コーナーで手に入ると思います。

 

 

 

アートのデザインによっては必要なもの

ストーンやホログラムなど

ジェルはツヤツヤに仕上がる為、シンプルに単色塗りのみでも充分きれいですが、幅広いアートを楽しめるのもジェルネイルの醍醐味です!

ストーンやホログラムなど、気になるアート用品があればぜひ使ってみてください。ネイルシールやシェル、ラメ、ネイルホイルなど…100円ショップのネイルコーナーでもたくさんのアート素材を選ぶことができます。

また、ホログラムやネイルシール、シェルなどはジェルでコーティングすることで凹凸なくつるんと仕上げることができます。

ストーンもジェルで固めることで簡単に取れることもなくずっと楽しめますよ。

 

ピンセット

ストーンやネイルシールを貼る時など、アート素材を取り扱う時には欠かせないアイテムです!

ネイルコーナーにあるような先端が鋭敏なタイプのものが細かいアート素材でも扱いやすくおすすめです。使用頻度の高いアイテムです。

 

パレット

カラージェルを混ぜ合わせる時にあると便利です。使い捨てできる紙タイプや繰り返し使えるガラスやプラスチックタイプなど様々なパレットがあります。

写真のようにマス目入りのものはカラージェル同士を混ぜ合わせる時に分量の目安になったり、透明パレットはカラージェルの肌なじみを確認できたりと便利です。

なければ家にあるアルミホイルやクッキングシートなどでも代用できます。

 

スパチュラ

カラージェル同士を混ぜ合わせて新しい色を作る時に使用します。
また、容器の底に沈殿しているカラージェルやラメなどを混ぜ合わせる時にも使用します。
なければ爪楊枝などでも代用できます。

 

アート用の細筆

細いラインを描く時や、マーブルデザインをする時などに使用します。

 

 

 

 

オフする時に必要なもの

  • コットン
  • アルミホイル
  • ジェルリムーバー
  • ファイル
  • ウッドスティック
  • メタルプッシャー

コットン

ジェルをオフする時、コットンにジェルリムーバーを染み込ませ使用します。

コットンはあらかじめ爪の大きさにカットしておきます。

ティッシュやキッチンペーパーでは代用できませんので必ずコットンを用意するようにしましょう。

 

アルミホイル

ジェルリムーバーを染み込ませたコットンを爪にのせ、アルミホイルで包み込む時に使用します。

市販のアルミホイルでOKですが、大きいので指先を包めるサイズにカットして使用します。

 

ジェルリムーバー

マニキュアを落とす除光液とはまた別物で、ジェルオフには欠かせないものです。

乾燥を招くアセトンが主成分のため必要以上に手で触らないようにし、ジェルリムーバーを含ませたコットンを触る時はなるべくピンセットを使うようにしましょう。

使用中は換気も忘れずに。

 

ファイル

ジェルオフの時には硬さと厚みのあるアクリルファイルを使用します。

トップジェルはジェルリムーバーで溶けにくい為、トップジェルの層をファイルで削り落とす必要がありその時に使用します。

セルフジェルの場合は180G(グリット)のファイルが安全でおすすめです。100Gや150Gのファイルもネイルサロンでは使用しますがとても目が荒く爪と皮膚を傷つけることもあるので慣れない間は使用しないほうがいいでしょう。

 

ウッドスティック/メタルプッシャー

アルミホイルで包み時間をおいた後、溶け始めたジェルをウッドスティックやメタルプッシャーを用いて除去していきます。

メタルプッシャーの場合はスプーン状になっている方を使います。

甘皮や自爪を傷つけないよう気をつけながら行ってください。

 

以上、ジェルネイルに使用するアイテムをご紹介しました!
上記が必要最低限のものです。一部ネットのネイル用品店で購入した方がいいものもありますが、ほとんどは100円ショップやドラッグストアで購入でき、100円ショップのものでもクオリティは十分なものがほとんどです。
自分がどのくらいセルフジェルネイルを続けられるかまだ自信がない…、セルフでやるならなるべく安く済ませたい…、という方はまずは100円ショップなどのプチプラアイテムで揃えてみましょう!

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